うろうろ日記
 
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  2006年5月28日(日)   大峰南奥駆縦走路@
前鬼〜持経宿
 ヒルについては、脅かされたりいないと言われたり。半信半疑のうち、効くと聞いてきたエアーサロンパスを足元や肩口にふりまき、はた迷惑な匂いをふりまきながら出発。
 天気がよくサラッとしていてヒルは問題無しか?
 心配する程もなく二つ岩到着。途中うわさに聞いていた「シシンラン」らしきもの発見。
 重荷の割りには快調な歩みが続く。縦走路はシャクナゲと赤白のヤシオに挟まれ、時には緑深い樹林帯、時には背丈の低い笹の緑と適当に倒木が散らばっているすがすがしい快適な縦走路だ。
 途中。ゆっくりブランチをとったのに結局14時前に持経宿に到着
写真:シシンラン
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  2006年5月28日(日)   大峰南奥駆縦走路A
 出発点の前鬼小仲坊から稜線の太古の辻まで、深い樹林帯の道標高差およそ700m。急な階段やトラバースが続く。稜線に出ると明るい縦走路に変わる。
写真:縦走路
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  2006年5月28日(日)   大峰南奥駆縦走路B
 持経宿には、南奥駈道の補修や各宿の管理をなさっている新宮のYグループのTさんが入っていた。やおら「ビール飲む?」とうれしいお言葉。許可を得てゲートのKEYをお持ちのTさんは車で入れるそうで時々、ポリタンで水を補給したり様子を見にきているのだ。
 今回はお友達がくるとかで、差し入れ用のビールをおすそ分けいただいた。(あ〜ア休肝日にするつもりだったのになア〜)
 さらにお待ち合わせのお友達は同姓の人違いで、どうせ持ってきたからとこれまたおすそ分けに預かる。味気無いジフィーズがマグロとイカのお造りに、お寿司という具合に変わってしまった。
 お礼と言う訳でもないが、背負子とジョウロを持って水場を往復し、ポリタンに水を補給しておいた。
写真: お刺身とお寿司
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  2006年5月28日(日)   大峰南奥駆縦走路C
 縦走2日目、持経宿から樹相がかわり巨樹が出てきて深い森林を感じさせる。その後鎖のついた岩場っぽくなったり、くずれた道の迂回路が新しく作られていたり、いろいろ変化に富んだ道が続き行仙岳につく。まだ9時過。
 途中タクシーに連絡がつき待ち合わせを早めたものの、11時半に来れるかどうかとのこと。
コーヒーでも沸かして待っていようと下山口の白谷トンネル東口に10時半ころ到着。
 思ったより早く着いたタクシーに乗り、池原村の温泉に入り、茶粥を食べ、名古屋ではひつまぶしに舌鼓を打って、帰京の道についた。
 南奥駆これからは、無人小屋泊を遠慮して計画。なかなか来れない熊野地方なので、十津川の船下りや熊野川の筏下りも視野に入れたプランをとのリクエストもあり。あと2回を山旅プランで計画、完歩を目指すこととしよう。
 写真:行仙岳頂上で来た道を振り返る。薄く見えている中央の山が釈迦ヶ岳。その手前の鞍部に太古の辻があり、そこから2日間稜線を歩いてきた。手前の緑の山は右が転法輪岳で左が倶利伽羅岳。
 歩いたのは前鬼小仲坊〜太古の辻〜石楠花岳〜天狗山〜嫁越峠〜地蔵岳〜涅槃岳〜証誠無漏岳〜阿須迦利岳〜持経の宿(泊) 〜平治の宿〜転法輪岳〜倶利伽羅岳〜怒田宿跡〜行仙岳〜白谷トンネル東口下山
 改めてたくさんの凸凹である。
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  2006年5月26日(金)   檜洞丸
 ここのところ、面白いけど短めの山行が多かったので、久しぶりに本格的に歩いた感じです。
神ノ川から日暮沢に沿って延びる東海自然歩道にはいる。山道にはいると急登になるが快調に歩を進めコースタイムプラス休憩時間程度のスピードで犬越路に到着。
 ここから檜洞までの間はリッジや鎖場が度々出てくるスリリングな稜線だ。期待のアカヤシオ、シロヤシオはまだ早いのかつぼみが多くいまいちだったが、すれ違う人も結構多く楽しく歩いた。
 下山はツツジ新道の名前の通り期待通りのシロヤシオが咲き始め、写真を撮るなどちょっと余裕お持ち過ぎて、タッチの差で15:05発の最終バスに乗り遅れタクシーを呼ぶ羽目になった。
写真;下山途中
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  2006年5月24日(水)   鍋足山は日本の低山の典型か?
 立派な大中神社の鳥居をくぐり、本殿前を右折してkらすぐに左折。登山道に入る。20分ほどの林道歩き顔割、山道へ入ってもしっかりと1,5m幅ほどのみちが続いている。昨日の雨のあとで、初めて5月という感じのさわやかな風を差し引いても、緑に囲まれた感じの良いハイキングコースである。
 岩場が出てくると鍋足山山頂直下で、山頂は岩の上である。
「これらの岩峰群は粗い火山噴出物で構成された集成岩で、部分によって浸食の度合いが異なるため色々な形にできあがるとのことだ。その通り足下は色々な大きさの石をコンクリで固めたように凸凹している。
 鍋足山山頂から縦走路に入ると今までの穏やかな様相が一変。急降下に急登。蟻の戸渡りのようなリッジもあり、三点確保が必要なところもある。低山だかららいって、なかなか油断できない緊張のルートだ。
 入口の案内板には、縦走コースも案内されておりこんな条件になることなどは少しも書いていない。初心者だけだとルート探しも含めて、簡単ではないだろう。
 岩崎氏もいつも言っている「日本の山は知らない間に聞けに入り込んでしまう」という典型だろう。もう少し案内板に注意があっても良いような気がした。
 でも実際通過するとそれぞれの危険箇所は短く左右が木々に囲まれているので少しは余裕を持て、楽しいルートである。
 3時間半かけてやってきて、3時間半ほどで終了。また3時間半で帰るという山だけど。なぜか納得の楽しい山であった。
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  2006年5月24日(水)   鍋足山の岩場1
写真
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  2006年5月24日(水)   鍋足山の岩場2
写真
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  2006年5月24日(水)   鍋足の岩場3
写真
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  2006年5月20日(土)   縫道石山はかっこいい
 下北班との交通は車を利用するしかなく、今回も貸し切りバスをチャーターして行動しました。
半島のど真ん中にある湯野川温泉から高原地帯を走っていると、遠くにボコっと突っ立った岩山が見えてきます。直線では近いのになかなか近づきません。一度海岸線まで出てぐるっと回り込まなければ登山口にはたどり着けないのです。
 でも所々で見え隠れする姿はとても素適で、イワナの登攀ではありませんが登高意欲をそそられます。
 登山口から岩場の直下まではみずみずしい緑の中。花も楽しめて最高です。道が急になり始め、岸壁に裾をトラバース気味に登山道が付いており、狭くて急だけど見かけよりはずっと楽に頂上に登りつきました。
 少しもやってはいましたが展望にも恵まれ気持ちの良い山頂でゆっくり時間を過ごしてしまったのです。
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  2006年5月20日(土)   縫道石山山頂
写真:無為道石の山頂にて
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  2006年5月19日(金)   発破で変更
下北の桑畑山は、所有者である鉱山会社の発破作業のため入山取りやめ。菜の花で有名な吹越烏帽子に変更になりました。
 下北半島の小野の形のちょうど柄のあたり。地元でもなかなか人気のある山のようです。
 掲示板にも出ていたように、パンフレットの妙で写真ほどまっ黄色では無いですが、なかなか綺麗でした。
 樹林帯を越えると意外に低いところから森林限界が始まり、左に陸奥湾。右に太平洋が眺められ明るい良い雰囲気の登山道でした。
 
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  2006年5月15日(月)   西上州・小沢岳
 数年前までは道だったところが、最近のエアリアマップでは完全に消滅して、記録を見ても小沢岳登山は七久保橋からの簡単な往復コース岳になってしまっている。
 せっかく「西上州のマッターホルン」とまで言われる山なのにあまりに登り甲斐が無くては面白くないと、廃道をたどって登ってみることにした。
 前日まで雨模様。廃道だし沢沿いの道だから本当に崩れているかもしれないと、十分にロープ、スリングなどは準備していった。
 椚集落の林道終点から沢沿いに踏み跡をたどり始める。取水のための道か、意外にしっかりと道筋があった。とれどころか結局のところ、2〜3カ所注意すべき場所はあったものの、最後まで比較的道ははっきりしていて、沢も何度も渡るが(水量は少ないので楽)すべてテープで印がしてありなんら問題なかった。
 道筋は、緑が美しく足下にも花があり、特にくっきりとした大きめな黄色の花を付けた「ヤマブキソウ」が見事だった。
 この道を廃道とするにはもったいない。今のままでも点線コースともいえない感じだし、ほんの少し手を加えれば注意箇所も無くなり、よっぽど楽しい登山道になるだろう。
写真:綺麗だったヤマブキソウ 
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  2006年5月13日(土)   笹尾根熊倉山ECゼミ読図A
 久しぶりに本格的な雨の中を歩きました。
 ECゼミ読図のAは2次元での現在地確認。シルバコンパスの度数表示への理解。進むべき方角の確認。派生する尾根の方角と現在地などを勉強した。
 文章にすると難しそうだが、要するに東西南北を正しく判断できれば良いだけのことである。
 コースに採用した熊倉山南西尾根は、上野原から入る軍刀利神社〜生藤山コースの1本西側にある尾根である。地図には道が表記されていないが、尾根上にしっかりした踏み跡があり、なかなか良いコースであった。
 下山予定のトヤド尾根は雨天のため省略し浅間峠から素直に上川乗バス停へとおりた。
写真:熊倉山直下の道ばたに咲いていたササバギンラン
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  2006年5月11日(木)   大菩薩嶺北尾根
 タフな道でした。
 予想天気は、雨か曇り。実際は時々日差しもあり。山頂付近は雲の中だっらが、雨具を付けることもなく終行動した。
 塩山からタクシーで泉水谷林道へ。小室川出合少し手前の舗装が切れたところまで入る。
 100m暗い進むと左に沢床へおりる道がある。木橋をわたって尾根へ。1439mまでは2時間ほどなかなかの急登。登りっぱなし。ここからは穏やかに、1500mあたりで途中から合流した水源監視道と別れる。監視道は左へいかにもこっちへおいでとばかりに整備された道が続いているが、我々はここから1800mほどまで続く笹藪に入る。格闘と言うほどではなく笹の下に道も見えているが、2時間ほどは笹藪の中である。
 笹藪が切れた後はほっとする間もなく、アセビの枝がニョキニョキ。藪の中よりかえって道は定かでなく尾根をはずさないように行くが、岩場も倒木も出てくることしきり。左右に避ければ急傾斜のトラバース。
 注意深く安全なルートを選択して上へ上へと向かう。10時から歩き始めて6時間半。16時20分ころ縦走路に出た。
 こう書くと、まるで辛いだけのようだが、新緑の美しさや、足下のイワウチワ、ブナの実生などが気持ちを和ませ、登る楽しさも一杯である。
 今回もお一人軽く足がつり、ひどくならないよう警戒してかなりゆっくり歩いた。それでも17:30には福ちゃん荘着。この時期天候が良ければ何ら問題のない時間で歩きとおせた。
 最近、「W:しっかり歩きます。」というと、敬遠される方も多いようだが、普段から歩き続けているなら問題ないと感じる。
 むしろ、もともと元気でも久しぶりに参加される方のほうが、辛いようである。
写真:道の両側にイワウチワが群生している。
 
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  2006年5月9日(火)   西沢から陣馬山
 「こんなところにこんなところが」とはよく言うが、まさにこのコースもその通りの道だった。
 藤野でバスが無いのがわかり(いつものチョンボ・反省!!!)25分ほどの舗装道路歩きが追加された。
 陣馬山登山口の標識を左に見送り栃谷川からさらに西沢沿いにゲートを通過する。沢沿いの道を進む中次第に山が深くなり緑が濃く、静かで深山幽谷の雰囲気が出てくる。
 右岸から左岸へそしてまた右岸へ。踏み後が薄くなりそろそろと思う頃青テープの印で左の急斜面に踏み後をたどる。
 そのころから道の左右にはジュウニヒトエが咲き始め、そこから一の尾尾根から派生する枝尾根の稜線に出るまでの間、ジュウニヒトエとクサイチゴの花の競演である。
 一の尾尾根の登山道に出るまで約2時間半。ここまで陣馬とは思えない山道を歩いてきた。
 天候がいまいちのせいか登山道に出ても一は少なく。陣馬山から明王峠、底沢峠へと歩いて行く道は霧につつまれ展望はないものの足下の花を楽しみながら静かな山歩きの1日だった。
写真:ジュウニヒトエ
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  2006年5月9日(火)   陣馬で見た花1
新緑が美しかったホウノキ
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  2006年5月9日(火)   陣馬で見た花2
ハルジオン
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  2006年5月9日(火)   陣馬で見た花3
ツルカノコソウ
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  2006年5月9日(火)   陣馬で見た花4
キランソウ(ジゴクノカマノフタ)
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  2006年5月9日(火)   陣馬で見た花5
クサイチゴ
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  2006年5月9日(火)   陣馬で見た花6
ガクウツギ
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  2006年5月9日(火)   陣馬で見た花7
イカリソウ
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  2006年5月9日(火)   陣馬で見た花8
ジュウニヒトエ
そのほかにも、ホウチャクソウ、チゴユリ、アマドコロ、ヤマブキ、ヒトリシズカ、ミミガタテンナンショウなどお花が一杯でした。
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  2006年5月7日(日)   岩木山最終日
 今日も天候は崩れる予想。
 1番バスに乗って上がったのは我々と他には単独のお一人だけだった。
 バスを降りると、ここに来る前にメールでいろいろ情報をくれた岩木山パトロール隊の太田氏がニコニコして
 「今日はどこですか?」
 「崩れそうだから、宿の裏手に滑り込める短い嶽コースにします」
 「下の方が割れているかもしれないから、ウチの若いのを一人後ろに付けますよ」
 リフトの脇からすぐ急斜面に入る。のんびり滑る我々から適当な距離をおいて滑ってきた。お休みの時、お姉様方がたが「食べなさい」とおせんべいやマシュマロをサービス。
 温泉への分岐で、僕らはこれでお終いと、さようなら。
 ところが、天気はなかなか崩れない。結局もう一本滑ることになった。
 1本目の反省から、しっかりビール、ゆできみ(茹でとうもろこし)、ミカンの缶詰などを調達しバスに乗る。2本目。快適にかつ楽しいパーティー時間を過ごしても、まだ2時前。
 すべて帰京の準備を済ませて弘前の桜祭りに行くことにする。
 今年のGWで国内最高の人出という弘前城は馬鹿にできない。懐かしいお化け屋敷や曲芸オートバイの出し物。真っ黒なこんにゃくおでん。もちろん桜は見事だった。歩く中、小鳥の声もさわやかに聞こえてくる。ここまでとは思って居なかったが、管理人は相当な小鳥マニア・・・らしい?
 目の色を変えて持参の双眼鏡をのぞき、あれはコレ、これはアレと説明しきり。(掲示板で彼の写真を見てください。とても素適です)
 そうこうして、遊びまくった締めのスキーツアーは終了しました。
写真:岩木山では動画ばっかり取っていたのでスキーの写真はありません。弘前の写真を1枚。
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  2006年5月6日(土)   岩木山
 6日:天候回復。穏やかな日差しの中岩木山山頂から、弥生コース滑降。
写真:八甲田からの写真で見える急峻な山頂までスキーを担いで登る。
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  2006年5月6日(土)   岩木山2
写真:山頂直下の急斜面1
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  2006年5月6日(土)   岩木山3
写真:山頂直下の急斜面2
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  2006年5月6日(土)   岩木山4
写真:山頂直下の急斜面3
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  2006年5月6日(土)   岩木山5
写真:滑降終了点にはこんなかわいいキクザキイチゲが待っていた。
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  2006年5月5日(金)   南八甲田
 5日、天候が崩れ南八甲田にコース変更。強風の中睡蓮沼から歩き出し、猿倉岳の稜線を目指し、矢櫃沢を滑って猿倉温泉の予定だったが、稜線近くになるとさらに風は強くなり、バタバタと転倒者続出。無理をせず引き返すことにした。
 写真:GPSでとった行動の記録。
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  2006年5月4日(木)   八甲田・箒場岱
写真:シェフ管理人によるチーズフォンデュ
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  2006年5月4日(木)   八甲田・箒場岱2
写真:美味しいでしょ
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  2006年5月4日(木)   八甲田・箒場岱3
写真:雪上パーティー
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  2006年5月4日(木)   八甲田・箒場岱4
写真:箒場岱コースの後半は、見事なブナ林の緩斜面滑降です。
   この写真では滑ると言うより歩いている感じですが・・・。
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  2006年5月4日(木)   八甲田山から岩木山
写真:後半に行く岩木山が宙に浮いたように見えていました。
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  2006年5月3日(水)   八甲田山スキー
 5月3日から5日までが八甲田山、6日から7日で岩木山を滑り今シーズンの締めくくりだ
 3日:早めに着いた飛行機組はさっそくリフトで小手調べ。あまりに天気が良いのですぐロープウェーで登りフォレストコース滑降。降りた頃。青森で豪華で美味しい(?)即時を済ませてきた列車組と合流。ダイレクトコースを滑って終了。
 4日:今日も良い天気。ただし昨日より少し風が強い。今日のコースは赤倉だけを越えて箒場岱コースのロングルート。赤倉岳の滑り出しは急斜面で少し苦労したようだがあとは快適。途中でチーズフォンデュを作ったりして1日たっぷり楽しんだ。
写真:ロープウェー山頂駅周辺から赤倉岳、井戸岳、大岳を遠望 
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  2006年5月1日(月)   4月分は?
4月30日の青梅天狗岩まで書いてあります。戻って見てください
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