うろうろ日記
 
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  2005年10月20日(木)   2005年10月20日(木) 信州・黒姫山
 気持ちの良い青空なのに山頂は雲に覆われていた。終わりかけコスモス畑から黒姫スキー場ゲレンデの急登からスタート、赤い紅葉が綺麗な姫見平からトラバースで少し楽になったものの、湿って滑りやすく木の根が張った急登は続いた。七つ池分岐の稜線に出て多少落ち着くが、しらびその根っこや、岩の邪魔者はまだまだ。稜線から標準タイム50分のところ80分位かかって山頂に付いた。
 バテ気味のWさんは昼食を採る気がせず横たわる。雲が飛び絶景と、ちょうど良い陽気なので30分以上も山頂で休み、新道下山予定を変更して火口にある峰の大池に下り西登山道を下った。ここがなかなかの道。途中大岩がゴロゴロ。乗り越えたりすり抜けたり。標高1600m位の笹ヶ峰から来る道と合わさる西登山道入口までは緊張を強いられた。その後良い道になり足ははかどったが、なかなか歩き甲斐のある10時間30分だった。 
 最近、年度毎エアリアマップのコースタイムが変更されているのはご存じの通りだが、そのせいというか行動時間を読みにくくなってしまい、ここ黒姫山ももう少し楽かと思ったがとんでもない。皆さんの頑張りに脱帽です。
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  2005年10月15日(土)   2005年10月14日(金)秩父御岳山
 天気予報はしっかりした雨のせいかキャンセルがあり3名様のご参加になった。
 朝のお天気お姉さん曰わく「ころっと変わりました。今日はすっきりした秋晴れです」って。
 その通り、青空の下三峰口駅から歩き出し、整備された気持ちのよい樹林帯の道を登ってゆく。2度ほど休んだ後、山頂までの急登をちょっとラフに登っていく。山頂着12:30分。天気は良いし時間に余裕もあるのでお湯を沸かしてスープを飲んだ。やっぱり暖かいものは美味である。参加人数が少ないとこんな余裕も出来て良いなと思っていたら。Uさんより、「人数が少なくてこんなサービスをしてたら赤字じゃない」とのお言葉。ムムム・・・。
 マァ良いかっと。記念写真を撮って下山へ。
 以前はメインルートだった落合への道を採ったが、下り始めてすぐ伐採用に使われたブルドーザー道になる。広いけれど意外に急で踏み固められており滑って危ない。標高850mあたりでやっと山道になるがここも荒れている。崩れていたり、草ぼうぼう。丸木橋は半分朽ちている。おもわぬスリルを楽しんだ下山だった。
 ここでも大滝温泉遊湯館の無色透明アルカリ温泉で気持ち良く汗を流した。
PS:このコースはガイドブックで初心者用歩行時間3時間50分と紹介されているが、今回結構スタスタ歩いて5時間強。初心者用と案内するならもう少し余裕の時間にすべきかなと思った。
 写真;秩父御岳山山頂より両神山を望む。
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  2005年10月12日(水)   2005年10月11日(火)前泊〜12日(水) 奥鬼怒・根名草山
 手白沢温泉の美味しいフランス料理風和食に舌鼓を打って、温泉に再度浸かり寝床に入った時は雨が降っていた。翌朝5時起きして様子を見に外へ出て見ると雲間に星が覗き、出発の6時には青空が広がった。(ラッキー!)
 のっけからの急登をゆっくり歩いて行くと、思わぬ早さで日光沢との分岐につく。これからはさほどの急登もなく根名草山へ向かう。噂より急登でもなく、道はしっかりと歩きやすいので、5時間を想定していたのに山頂には4時間で着いてしまった。
 空は晴れ、尾瀬燧岳の双耳峰がくっきりと見える。南は女峰、太郎、大真名子が頂を並び、男体山は木の陰だ。この先も快適に歩き温泉ヶ岳の山腹を半周ほど回り込む道はかなりの笹藪。斜面も急でトラバースに緊張する。分岐から温泉が岳山頂へは僅かな登り。樹林帯から飛び出た山頂は素晴らしい眺めで20分以上のんびりしてしまった。
 この後は金精トンネルまで楽勝!かと思ったら、峠からトンネル入口までの下りが大変。崩れた階段やハシゴを慎重に下って14:20駐車場に下り着いた。この間が一番大変だったようだ。
 レイクサイドホテルで温泉に入り帰路についた。
 行動時間は8時間20分もあったのに、なぜかそれほど歩いた感じがしない。道が良かったのと天候に恵まれたためだったのだろうか。
写真:温泉ヶ岳から燧岳を望む。右手前は根名草山山頂と歩いてきた道。  
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  2005年10月5日(水)   自然ガイド資格検定試験受験者のための講習会1
 ガイド協会のお仕事で丹沢に4日間張り付いていました。
 今年度、自然ガイド検定試験を受験なさろうとしている方達のための4泊5日の事前講習会です。
 大学4年生から60代の方まで13名参加でした。
 まだまだ、参加人数は少ないのですが(本番の検定試験には30〜40名程度の受験者があります)13名中8割程度が20〜40歳代と若い方も多く、将来が期待できます。
 机上講習から救助の実技、実際に歩いての講習、ビバーク体験など自然ガイドとはいえ、クライアントの安全管理に重点を置いたなかなか厳しい講習会でした。
 
 写真;スポーツ科学、医学的知識の机上講座
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  2005年10月5日(水)   事前好手会2
写真:ロープワーク
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  2005年10月5日(水)   講習会3
写真:けが人を背負う
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  2005年10月5日(水)   講習会4
写真:滑落した人の引き上げ方法
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  2005年10月5日(水)   講習会5
写真:危険な箇所の通過シミュレーション
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  2005年10月5日(水)   講習会6
写真:植生の説明など
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