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11月はこんな山ばっかり行っているみたいだが、ここも何しろ入り口が分からない。読図の勉強で25分間ずつ先頭に立つ約束でうろうろしているうち、民家から奥さんが顔を出し、ハイキングの人が多く山が崩れちゃうので×点してある。登らないでねという。それは大変申し訳ないなどと云いながら戻る振りをして、石井が先頭に行けそうな場所を見つけて入ってしまった。 尾根に出ると何となく道ははっきりしてきて読図勉強仕切り直し。順番に先頭を交替して進行。適当に錯綜している踏み跡の分岐が出てきてきたり、気づかぬうちに稜線の方角が変わったり、斜面変化もあって読図練習には最適なコースだった。講師としては、まずコンパス利用方法の基本。なぜ度数リング(ベゼル)があり、プレートに矢印が付いているのかなどを理解してもらえたのではないかと思っている。(どうですか皆さん?) ところで入山規制の件だが、取り付き点が不明のため、そこいら中に踏み跡がありかえって斜面にインパクトを与えているようだ。入口を明示したほうが崩れも少ないのではないだろうか。地主さんの迷惑と登山者のエチケット、上手に調和させる方法を考えていきたいものだ。 写真:真剣に道を確認勉強中です。
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