うろうろ日記
 
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  2005年12月28日(水)   干支の山・黒川鶏冠山
 今年の最終の山登り。干支の山・黒川鶏冠山は快晴の空の下で楽しんだ。北斜面に雪は一部残っていたもののアイゼンを使用するほどではなく、気温は低いものの風が無くに辺りの良い場所に出るとポカポカするくらい快適に歩いた。
 黒川山の展望台は360度。南アルプスが聖岳までバッチリ見えた。
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  2005年12月23日(金)   信州・湯ノ丸高原スキー場
 今シーズンの初心者講習+ステップアップ講習は吹雪のち晴天雪もたっぷりある中で行われた。
 ステップアップ講習は3シーズン目に入りますます急速の進歩を見せるMさん。久しぶりの参加ながらさすがの足前のKさん。2シーズン目で落ち着いた滑りのIさんたちは、着実にうでをあげている。
 今年初めて挑戦されたのは、会員のMさんとゲストのMさん。さらに昨年は滑るというより、スキー場に止まりに来たSさんの3人が初心者講習だった。
 この3人の出来が素晴らしい。まずはスキーの着脱から始め、その場で回ること、歩くこと、押し滑りから始めたにもかかわらず、午後にはリフトに乗車初心者コースを滑るようになった。
 最終の3日目には林間コースも滑り、中斜面にも少し挑戦するほどになってしまったのである。
 多分、3人ともスキーにはまってしまったのではないだろうか?
写真:講習風景
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  2005年12月21日(水)   大月周辺・花咲山
 冬枯れの花咲山は明るくて気持ちの良い日和でした。コースはご案内の通り短いけれど急登や痩せ尾根など変化のある、そして意外にタフなコースなのです。
 そんなきつさを紛らわしてくれるのはやはり野の花。でもこんな時期に花なんて無いはずと思いきや、こんな花もあるのです。
写真:まるでドライフラワーになった、オケラの花。枯れてからも我々の目を楽しませてくれるのです。
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  2005年12月19日(月)   ハガケ山から文台山
 ハガケ山とは道志山塊の西端御正体山の支尾根から北方に延びる一名「鋸刃尾根」と呼ばれる凸凹の尾根の途中。すきっと三角錐に佇立するピークです。標高は1300m程度ですが、10個以上の凸凹を越えてゆくなかなかの難路。
 最近、入口に綺麗な標識も立ち、「道は不明瞭」との但し書きはあっても歩く人が多くなったのか、踏み跡はそこそこに付いていた。
 かなり急な登り下り、リッジ通過や岩場の登り、小枝や笹が顔を打つ藪こぎ。そして冬枯れらしく木々の間からの展望。行動時間も6時間半とこの時期としては長く、全体にスリルとサスペンスに溢れた充実した山行でした。
 写真:急な斜面を小枝を払いながら下ってゆく。
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  2005年12月13日(火)   箱根・湖尻峠から丸岳から乙女峠
 最高の天気。タクシーからバッチリ富士山が見えた。これなら歩きながら素晴らしい富士山の写真が撮れるだろうと思われた。
 回り込んで富士山が隠れた湖尻峠から明るい笹の斜面を期待に胸がふくらませて、がんばって登り展望台に着くと、なんともう雲が上がって肘山は顔を隠してしまった。空模様も急激に変化してどんどん雲が広がり、快晴から晴れへそして高曇りへと変化した。
 道は穏やかな上り下りで前回の箱根外輪山海の平〜三国峠〜湖尻峠よりずっと歩きやすい。展望もこちらの方が上か?
 途中からもそして丸岳の頂上は360度の展望。高曇りの雲の下に、房総半島から東京湾、三浦半島、相模湾。箱根の主峰神山から駒ヶ岳を通過して初島、伊豆半島、沼津アルプス、駿河湾、愛鷹連峰ずっと見晴らせるのだ。
 こんな気分の良い山頂は久しぶりだった。
 でも、とても冷え込みがきつく寒くて、乙女峠へは雪道が待っている。まだ凍ってはいないのでさほど滑らない。乙女茶屋からしばらくは慎重に下り、トンネル御殿場側のふじみ茶屋でタクシーと待ち合わせた。
 さわやかな1日だった。
写真:ゴルフ場もあって箱根らしい風景です。
 
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  2005年12月11日(日)   大山・腹ペコ忘年山行
 不動尻からの道は、初めてだったが整備も良く後ろに大山三峰の凸凹がよく見えたり、江ノ島辺りも見えてなかなか楽しい道である。山頂に近づき雷ノ峰尾根からの合流点を過ぎると、丹沢らしく(?)階段が出てきてイヤな登りになるが、そこまでは快適だ。ただし、北斜面なので真冬は雪への備えが必要だ。今回も数日前の雪が残っていたが、登りだったのでさほど危険ではなかった。
 この日、山頂からロープウェーに降りたが、国定公園といいながらはどうしてこんなに道が悪いのだろう。一般的なルートについてはもう少し歩きやすく手を入れても良いのではないだろうか。
写真:合流点付近から山頂方面を眺める
 
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  2005年12月8日(木)   秋山山地縦走@ 鈴ヶ音峠〜九鬼山
 朝日小沢上のバス停から鈴ヶ音峠まで舗装道路。ここを歩くパーティーは少ないようで、何人かの地元の小父さんに「何処行くんだ」と不思議そうに見られる。1時間強の登り。次回はここまでタクシーかな?
 峠から山道に。数日前降った雪が周りの山には残っているが、ほぼ南側に踏み跡道があるので、雪は消えている。細かい凸凹を何度も登り下り。あまり歩かれていないので、道は踏み跡程度だが迷うほどではない。藪も大して無く、冷え込むと言われた割に暖かい。穏やかな日溜まり歩きだ。
 九鬼山に近づくにつれ道は北向きになり杉山林道出合の少し手前当たりから雪が出てきた。九鬼山山頂にも雪が残っていた。大菩薩方面の展望を眺めていると、北側の茎神社から女性3人のパーティーが上がってきて、そちらは結構雪があったとの事。
 下りは予定通り杉山新道。こちらもおおむね南西方向で雪の心配はない。
 冬枯れらしい、雰囲気と展望を楽しんだ(但し、富士山は雲がかかって見えなかった)軽快な山行だった。
写真:杉山新道分岐辺りから歩いてきた尾根筋の全貌が眺められた。
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  2005年12月5日(月)   姨捨山は雪の中・冠着山と氷沢山
 地元では姨捨山の名前で呼ばれ、悲しい姨捨伝説のある山も今では山頂直下にキャンプ場も出来、市民に親しまれているようだ。
 この時期なら雪の少ない上田なのに急に冷え込んで雪になった。予定の登山口は、タクシー会社も知らないうちに1日から通行止め。急遽コースを変え、雪の降るキャンプ場から登った。
 足首を埋めるほどの綺麗な新雪を踏んで歩き出す。ジグザクの道だが斜面自体は急傾斜で、ドンドン高度稼ぎ山頂へ。青空の中の山頂なのに北アルプスや八ヶ岳には深く雪雲がかかって顔を見せてくれない。のんびり暖かいものを飲んで昼食をとり下山。上山田温泉にひた走った。
 翌日も雪。登山口の林道はやっぱり通行止めで室賀からの往復にする。動物が多いエリアなのか新雪の上にいろいろなアニマルトラックを観察できる。面白い足跡を掲示板に書いてあります。
 山頂付近の木々に雪が付きいっぺんに冬山に入った感じだった。
 帰りに寄った村営日帰り温泉ささらの湯は少しぬるっとしたよく暖まる温泉だった。温泉の山旅の真骨頂といったところだ。

写真:雪の冠着山山頂 
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  2005年12月2日(金)   山深さを感じる房州アルプス
 いつも思うけど。房総半島の山はたかだか300m程の標高なのに何故か山深さを感じる。もちろん人家も近くほんの数時間の山歩きなのに、常緑広葉樹の青々とした森林は1年を通じてジャングルのようにうっそうとして、展望のある場所に来ても連なる山襞に人家が隠れ意外に人造物が目立たないからだろう。
 ここも山な感じ。短いコースだけどうっそうとした樹林有り、ちょっとスリルのあるヤセ尾根や岩稜のピークもある。残念ながら東京湾を挟んだ富士山はかすんで見えなかったが、房総の山並みは深々としていた。
 下山後のモミジロードの紅葉はこれまた見事なものであった。
写真:房総の低山歩きでもこんなに山並みが。
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